【3】「きもの のはなし」

<<第35回 ぞうりを長持ちさせる裏ワザ >>

たまに、お客様から草履を預かって「ぞうり修理」をすることがあります。 先日もこの作業をしたのでご紹介します。
久しぶりの和装のとき、つい見落としがちなのが「ぞうり」。 忘れがちですが、消耗品ですので、古くなると糊が弱くなったりハナオがゆるんだりします。 外出中にぞうりが壊れてしまうと、とても惨め!かわいそうです。 靴と違ってまったく使えなくなるので、ぞうりを持って足袋で歩いたり、底革がはがれた時は 引きずるようにして、なんとか移動?という状態になります。 そんな姿を初詣や成人式で見ていますが(昔の映画のように)その場で直すことは困難です。 使う前にぜひチェックして下さいね! 安物でなければ「ハナオ調節」「ハナオ交換」が可能です。

また、知られていないですが「かかとの部品交換」があります。 写真を見てください。すり減った「かかと部分」の部品だけを、簡単に取り替えできます。 左のはボロボロになっていますよね。きもの姿の死角?盲点といえますが、 文字通り裏から直すワザ、ここをメンテナンスしておけば安心で長持ちします。 …部品と交換費あわせて千円くらいです。

◆参考に。和装でお出かけになる時、忘れがちなモノ
◇和装コート(ショールでも可。防寒・塵よけに。雨には雨コート。) 
◇足袋または足袋カバー(汚れたときの交換用。ぬかるんだ道を歩くと小指が汚れます) 
◇トイレ用のクリップ(洗濯ばさみ等で袖を留めておくと便利です)

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