【2】世間はきものを待っている!

<第29回 ハロウィンも和装で >

定番になったハロウィン。当店の商店街でも仮装イベントが行われるようになりました。 着物屋として和装は外せませんwので、なんとかハロウィンらしい和装を考えてみました。

テーマは「陰陽師」です。お化けと巫女みたいなキャラもあわせてみました。 ツッコミどころ満載なのは重々承知です。手作りのお遊びとしてご容赦ねがいますww 昨年までは私ひとりでお化けをしてました。今年は子供が生まれたので家族で参加したかったのです。 着物屋の宣伝にはならない?

着物をすべてコスプレと思われると、ちょっぴり残念なのですが、 ひろい意味でファッションだと。身近に感じてもらえたら良いことだと思います。 ともかく、どんなイベントでも和装の演出力は群をぬいています。 明確に選択して、演出も意識する。そんなこともできる衣装です。

【衣装の製作】陰陽師は平安時代の「狩衣」です。SAI(マンガ・ヒカ碁)、小野道風をイメージしています。 指貫はなし。木靴もなし。学芸会のノリで、針糸のかわりにボンドやホッチキスなど使ってつくりました。 材料は着物の端切れ、着物を運送するときの緩衝材。とにかくお金はかけません。 マジックテープだけ100円ショップで購入しました。数日で完成ですw


学芸会に限りますが、狩衣製作の参考に。展開図です。

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