きものに大変詳しく、文章のプロでいらっしゃる「林 真○子」さんは、”夏こそ着物”と
書いておられます。周りがみな着ない時、痛いほど視線をあびる快感?というのも、
女性にとってたまらない魅力のようです。
”黒い絽(夏物のきもの)に・・絽綴れを締め・・白いケリーバックを合わせるとシャキッとした感じになる・・・”
(林 ○理子さんのエッセイより)
私もちょうどそんな着こなしの女性を見たことがあります。
某スーパーにて鯛のお頭付きの刺身を注文されていました。
私がそういう着こなしをまだ見慣れていなかったせいもあったのでしょう。忘れられませんね。
カッコ良いし、襦袢が透けてとても涼しそうに見えました。
(男性にとっても新鮮なことは言うまでもないです。)
いま浴衣と礼装用のきものの間は、ぽっかり穴があいているようです。 もちろんこれをご覧の方の中には、着物好きでいろいろ持ってらっしゃる方も多いと思いますが、 「世の中」が待っているのはこの、「中間的な」きものを着ること、 楽しむこと、だと思うのです。前回「ワンピース的、スーツ的なアイテム」などと書いたので、 きもののキッカケになるような話をすこし書こうと思います。 (次回こそ(^^;)
念のために・・・私は礼装用の着物も、すでに普段から着物を着ていらっしゃる方についても、 否定しているわけではないですよ。