【1】もっと自由に着よう

<第一回 ただの「戯れ言」かも知れません(^^;)>

着物を自由に着たい!!着物の魅力が少しわかってくると、自分の本能?ワガママ?な気持ちが 生まれてきます。しかも、着物の世界には堅苦しいルールや伝統があるので、よけいに飛び出したくなりますw

「だれでも自由に着物をきられる」ここから連想すると→着物は大衆のもの→大正デモクラシー。この時代とても好きです。 今からすると「どこかなつかしい」レトロ感がありますが、当時はは斬新なファッションでした。 実際に、着物にシルクハット、 袴にブーツなど、「自由な着こなし」が横行していました! 
いま自由に着物をきるチャンスはあるでしょうか? 僕にとってこの「お祭り」はズバリ、お正月と重なります。 相手を気にせずに、(まぁ、初詣なら神様としておきましょう) お正月に着るなら、結構、何でもイイ。 振袖でもウールでも、作家モノでも自作モノでも。 ゲタやブーツも個性的! 兵児帯しめて、羽織ひもは…指輪とペアで(自作の)シルバー製品とか。 もちろん懐中時計のかわりに今は携帯電話で良いし。(著者はヤル気でいますが。) 浴衣を着たことのある皆さん、ぜひ楽しみを増やして下さい。  

※このコラムは「亜流」です。むかし、着物チェーンで働いていたころ、年配のオジサン(上司)に 言われたことがあります。おまえは亜流だ。我流というにもほど遠いと。着物にたいする姿勢や考え方、売りかたの基本が できていなかったのでしょう。(具体的には何の指導もなかったですが。)今になって思うのは、亜流も自由ということ。 いずれ伝統という本流に収束するものです。はじめから決まった型しか認めないのでは、ツマラナイと思いませんか。
「TPOで悩むことも、楽しみのひとつ」 僕らは知らず知らず、使いわけて生活しています。着物を着るときは「きめごと」を参考にします。 本を読めば安心できます。ですが、TPOで悩み、センスを利かせたいものです。 自分が楽しくて、周り(相手も)よろこぶ、そんなスタイルが「文化的」のように思います。

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