【2】世間はきものを待っている

<第16回 リアルクローズ。>

「リアルクローズ」最近よく聞くことばです。 「モデルがファッションショーなどで着ている服とは違う、 実際に普通の人が日常でつかう衣服」・・・このような意味らしいですね。 きもの屋もお客様と衣服をつなぐ立場ですから、おなじ意識をもっています。 着物は日常着とは少しちがいますが、生活を彩り、記念日を華やかに演出したり、 人生を豊かにする意味ではリアルな衣装だとおもいます。魅力的なことばです。

価値観の多様化。世の中の不景気。こんな状況だった今年は、特にこのコトバが意識されます。 着物は皆さんのリアルクローズになっているでしょうか???
「つまらない服を着ていると、つまらない人生になる」 リアルクローズという題名のドラマでは、こんな台詞がでてきます。 大女優がいえば説得力がありますが、簡単なことではありません。 勇気や向上心をもち、それに頼もしい相談相手も必要でしょう。

きものをリアルにしたい。それには、1軒の着物屋として、もっと役に立っていきたい!! 期待を裏切らない、期待をこえる着物姿をお届けしなくては。 きものには、それだけの魅力と実力があるのですから。 実際、特別な日に着たくなる衣服です。 内面を醸し出し、立ち居振る舞いを磨くアイテム。 女性としての意識が高まり、エレガントで豊かさの象徴・・・こういった側面もあります。 だからこそ、もし宜しければ、ご自身をランクアップさせるために自分へのプレゼントとして いかがでしょうか?

皆様がまだ知らない、着物姿を提案してゆきたいです。 そして、ステキな着物ライフを体験してほしいと願っています。m(_ _)m

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