【3】「きもの のはなし」

<<第48回 収納は使う分だけまとめましょう >>

写真は段ボール製の着物ケースです。厚みは8センチで、着物と長襦袢、帯がゆったり入ります。 本格的な収納なら桐タンスですが、多くのかたの住宅事情は違います。 私の自宅も40u足らずのアパートなので「とりあえず」この方法w。 みなさんも着る予定があると、着物を実家から運んでいませんか? そんなときに着物ケースは必要です。
紙とはいえ、専用のサイズなので着物を無理に畳みません。ですからシワの心配がありません。 しかも着物ケースは使う分だけまとめられて便利です。 (枚数と期間限定なら)段ボール箱が軽くてちょうど良い。安いですしw。(ただし、長期間はおすすめ出来ません。) 当店ではこの着物箱も販売していますし、ご住居にあわせた新しいサイズの桐タンスもあつかっています。 ハーフサイズ・3分の1サイズです。(下写真)


着物は一生モノとはいえ、フォーマル、カジュアル、冬物、夏物…  キリがない〜w 現代の所有枚数は限りがあって当然です。 まずは「嬉しいときのフォーマル(訪問着)」と「悲しいときのフォーマル(喪服)」、お気に入りの着物(初詣なんかの和イベント用)、 3セット位にしぼって、それぞれまとめて収納してはどうでしょうか。
ちなみに、当店では整理に困った着物の相談にのっています。 引っ越しや世代交代のとき(遺産分けなど)で大量の着物をどうするか…着物の目利き、処分、残した方がよいもの。 アドバイスさせて頂いております。シンプルな着物ライフには、 器から変えてしまうのが合理的ですね。 こうした整理は、お子さんの結婚が決まったときもオススメです。

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