【3】「きもののはなし」

<<第七回 ふろしき自由自在 >>

今、注目のアイテムに「風呂敷」があります。実用とファッション性を兼ね備えて、 ちょっとしゃれた雰囲気を演出できます。静かなブーム?
包む・縛る・何度でも使える。 元来、お風呂場にて用いたのが始まりですが、共同銭湯が地域の人々の 「寄り集まる」場所だったこともあり、ゆかたと同様、多種多様な物が増えたのだろうと思います。 それでは、風呂敷のサイズと用途をまとめてみましょう。ラッピング以外にも大活躍! 横の長さを「巾」と言い、一巾は34p。こんな使い分けが出来るようになれば、あなたも「ふろしきの達人」?

45p(中巾)

のし袋を包む「ふくさ」の代わりになるので、冠婚葬祭に重宝します。 本やCDのプレゼントを包んでもGOOD!

52p(尺四巾)

色や柄で楽しみたいサイズ。お弁当を包んだり、ランチョンマット、膝掛け、 バンダナがわり、ティッシュカバー。

68〜70p(二巾)

いちばん一般的な大きさです。ワインを包んだり、 スカーフにも最適。旅行にも便利なサイズです。

74p(二尺巾)

すこし大きめなので、菓子折や進物に便利です。 花瓶のラッピングのようなインテリアに利用するのも楽しいですね。

90p(二四巾)

一升瓶を1本、ワインなら2本包むときに最適。 小袋がわりになるサイズです。

100〜105p
(三巾)

バックとして買い物袋の替わりに使えます。 色柄を選んでテーブルクロスにもなります。

128p(四巾)

ソファーカバーやテーブルクロス。強い綿素材なら、 重い荷物も安心して包める大判サイズです。ピクニックで敷物にしても良いですね。


つつみ方、しばり方も、様々あるようです。これは、研究する余地あり!ですね。

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