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和の体験がさらに思い出深くなる場所、 キーワードをいろいろ集めてみました。
内容は予告なしに変わることがありますのでご確認ください。

きもの姿で訪れてみたい「料亭」
 河文 名古屋地区で最も永い歴史を持つ老舗料亭。 寛永年間創業、尾張藩御用達という、名門です。 内部には旧家より移築した書院や谷口吉郎設計の広間等があり、 大寄せの茶会などにも利用されています。 高橋箒庵の「大正茶道記」などに「河文の包丁」の文字が見え、 当時名古屋の数寄者の茶事にはここが活躍していたことが知られています。 中区丸の内2−12−9 рO52−231−1381 http://www.kawabun.co.jp/
 志ら玉 600坪の敷地に築100年以上にも及ぶ町家や田舎家を移築し、趣のある佇まい。まず、 暖簾をくぐると昔の商家の帳場がそのまま残された広々とした玄関ホールに誰もが驚かされる。 移築といえ、不思議なほど心地よく統一されていて、とても懐かしい日本の風景のひとコマに思わず感嘆の声を上げる。 何より、主人・其蜩笑庵氏の茶道趣味が 嵩じて現在の形になった料亭の為、名古屋に数ある料亭の中でも、 お茶との関係はとりわけ強い。小間の茶席は贔屓にしていた陶芸家故・加藤唐九郎の命名「笑庵」。 茶室は京都から移築した250年ほどまえの江戸中期の数寄屋。 時節になれば釜が掛かり、また古筆鑑賞会や茶事勉強会が頻繁に催される。 建築・調度・庭・料理・器のどれもが茶味と雅味に溢れ、 名古屋で最も茶に適った料亭といって過言ではない。 北区上飯田西町2−36 年中無休(要予約)室数:座敷10室 рO52−981−6868 http://r.gnavi.co.jp/n008100/   
 か茂免 超・本格懐石を味わえる料亭。もとは、 大正初期の別邸邸宅であり、戦時中には皇族の居所!として使用されていたという由緒ある建物です。 それは千坪の敷地にわずか10室の贅沢な造りの客室というありえないスケールにも見て取れる。 さらに料理についていえば、文人墨客や政財界より「味のか茂免」と誉の名をとっており、 季節感溢れる日本料理の醍醐味を味わえます。
「懐石」を和の体験ミュージアムとして捉えれば、いつかは行ってみたいところ。 名古屋市東区白壁4−85 рO52−931−8506 http://www.ka-mo-me.com/
 八勝館 名古屋で最も有名であろう料亭。明治初期に建てられた屋敷を使って、 大正14年に創業。なにより北大路魯山人の膨大なコレクションで広く知られており、 ここでは男性用トイレの便器まで魯山人の手になるものである。 また、建築の素晴らしさも特筆され、中でも「みゆきの間」は、 昭和25年に天皇・皇后両陛下の宿泊の為に、数奇屋建築の大家・堀口捨己博士の設計により 建てられた。他にも表千家写の広間「残月」や、大広間・中広間など数多くあり、 大寄せの茶会には打ってつけで、茶人達にとっても親しみ深い場所。 昭和区広路町字石坂29 рO52−831−1585 http://r.gnavi.co.jp/n009400/   
 なり多 (お客様からの情報)着物が似合いそうな食事処というと、 フレンチ創作料理ですが、犬山市にある「なり多」もお薦めです。 登録文化財の屋敷で築160年の歴史ある「奥村邸」を改装したお店なんですが、 ここも趣があってとっても素敵なんです。和の雰囲気でも、 大正ロマン調の雰囲気を感じさせる内装です。ランチとディナー、両方食べに行っていますが、 お値打ち価格のコースもあるし、とっても美味しかったですよ。 もし犬山に行く機会がありましたら、是非寄ってみてください。 お食事後は美しい日本庭園の散策や、人力車での町巡りも楽しんでみては? 犬山市犬山東古券395 рO568−65−2447(駐車場30台完備)http://www1.odn.ne.jp/narita/
 松楓閣(shofukaku) 残念ながら2022年に取り壊しが決まりました。本格的な懐石・京情緒ただよう数寄屋門をくぐると、安らぎの空間が広がります。 千五百坪の敷地に120畳の大広間、大小20余りのお座敷。美しい日本庭園は…樹齢100年の桜や 瑞々しい若葉、露に光る鞍馬石。名古屋の老舗料亭でした。名古屋市千種区山門町「覚王山」 
和といえば・・・尾張名古屋の「和菓子処」
 松華堂 名古屋の茶人の支持は絶大で、 その名は名古屋を遥か越えて全国に轟く。勿論、実際に味・技術・バリエーション共々、 これほど「松華堂、松華堂」と騒がれるのも肯ける見事なもの。 その中でも特に評価が高いのが「きんとん」系。 名物となっている「千代の糸」を代表として、本当に上品・見事な味と形。 名古屋の茶会で、お菓子の美味しさと美しさに思わず「どちらのお菓子で?」と尋ね 「松華堂で御座います」との答えに「なるほど・・・! さすが松華堂ですね〜!」と 一同大きく肯く光景は珍しくない。 ただ、名古屋から離れた半田にあることのみが惜しまれる。 頻繁に更新されるHPも秀逸。和菓子好きには堪らないページである。 半田市御幸町103番地 рO569−21−0046 水曜定休 営業時間:8時〜17時半  http://www.gld.mmtr.or.jp/~shokado/
 芳光
 (よしみつ)
芳光は今、名古屋で最も「元気」な和菓子屋ではないだろうか。 老舗のひしめく名古屋では明らかに新参の和菓子屋である筈なのに、「芳光」の名前は広く浸透しており、 流石に両口屋には適わないものの、茶会で使用される頻度も抜群に多い。 裏(千家)系の店だと言われることもあるが、今では流派を超えて、広く使用されている。 一般の名古屋人の間では、ここでは何より「わらび餅」が有名で、下世話な話だがテレビ「とんねるずの食わず嫌い」 でも有名なおみやとして井上和香子が紹介していた。 確かにその上質な軟らかさと弾力ときたら奇跡的と言いたい程である。 その他の生菓子も、茶会で頻出するのも頷ける、少しも重くない上品な味わいである。 店は徳川美術館の南、出来町通沿いにあり、常に客足が絶えない。 日曜定休 9時〜18時 東区新出来1−9−1 рO52−931−4432   
 両口屋是清 言うまでもなく、名古屋を代表する名門老舗和菓子屋。 茶会での使用率は他を圧して極めて高い。 それは名古屋で贈り物には松坂屋でなければならないように、茶会の菓子は両口屋と 決まっているかのようである。 生菓子は250円〜260円。オーダーだと280円くらい。どれも間違いの無い味わいで、 またバリエーションも豊富でありながら上菓子としての本道を決して外すことがないのは、 さすが老舗の為せる技といえる。 特にお薦めは葛・わらび系のもの。厳選された最上級の素材が惜し気もなく使用されている。 大手だけあって、ホームページも充実している。支店等、非常に多いので、詳細は両口屋 ホームページにて御確認を。両口屋HP 本店:中区丸の内3−14−23 рO52−961−6811  http://www.ryoguchiya-korekiyo.co.jp/ 
 美濃忠
 (みのちゅう)
かつての名古屋最高の上菓子屋「桔梗屋」の流れを受け継ぐ 名門老舗和菓子屋がこの美濃忠。 黄味餡を使用した「雪花の舞」は名古屋の進物菓子の代表で、それなりの家庭に育った 名古屋人なら飽きるほど食べている筈である。 一番評価が高いものが羊羹等の棹物。これに関しては正に名古屋の虎屋だ。美濃忠=棹物である。 生菓子は一ヶ220円から。老舗らしく流行に捕われない、「どっしり」とした昔ながらの味。 本店:中区丸ノ内1−5−31 рO52−231−3904   
 青柳総本家 130年以上の歴史を持つ名古屋のういろうの老舗で、生産量・販売数は日本一。 トレードマークは柳に飛びつくカエルをデザインしたもので、小野道風の故事 (目標に向かって何度でも努力を繰り返す)から来ている。 ういろう以外に、カエル饅頭、きしめんパイ、小倉サンドなど地元に密着した商品の知名度はかなり高い。 本社:名古屋市守山区瀬古1-919 www.aoyagiuirou.co.jp/
 TV「とんねるず…」で紹介された和菓子店 ●Pascoの「なごやん」  コージー冨田、原口あきまささんおすすめ
白あんが入っているおまんじゅう。 ほど良い甘さで、どこか懐かしい味がします。名古屋の銘菓、お土産として約50年前から販売されているそうです。
●坂角総本舖の「ゆかり」  ケイン・コスギさんおすすめ
新鮮なエビをたっぷりと使用したえびせんべい。 江戸時代からの伝統的な製法で作られているのでとても香ばしい。愛知県東海市荒尾町にある製造販売会社。
●大口屋の「餡麩三喜羅」  工藤静香さんおすすめ
愛知県江南市布袋町中の和菓子屋さん。約200年の歴史のある老舗。餡麩三喜羅は、もちもちとした歯ごたえの生麩と こしあんのおまんじゅう。塩漬けされた山帰来の葉に包まれています。

ゆかた姿で訪れたいレストラン・・・「春日井花火大会」
 GREEN TABLE
 9640
グリーンパレス春日井内 2階にあるこのレストランは、例年大混雑の花火観賞がゆったり味わえる 隠れた名スポット。
約4000発の花火が打ち上がる納涼花火大会は毎年、 20日過ぎの土曜日。(小雨決行/雨は翌日) もちろんこの日は要予約。なお、花見のシーズンも良い。春日井市東野町字落合池1−2

気取らないけど、和服でも良い雰囲気のレストラン
 Nagono Salon 築120年の蔵を改築した建物で 創作イタリアンが楽しめる「温故知新的な」ダイニングカフェバー。落ち着いた店内は 昼は800円のランチ、夜のお得なコースやワインに、ビジネスマンから女性客までにぎわいます。 地下鉄桜通線国際センター駅2番出口より徒歩3分。 車なら桜通桜橋西の交差点手前の一方通行の道を左折。 3本目の道の右角にあります。名古屋市西区那古野1-36-29  TEL 052-586-3373 11:30〜24:00(ランチサービス〜14:00) 日曜休

きもの姿で訪れてみたい、「名所」
 白壁
「文化のみち」
名古屋城から徳川園にいたる地区は武家屋敷などが多く集まる歴史エリアです。 市は「文化のみち」と名付けて貴重な建築遺産の保存や活用、沿道景観の保護を行っています。
○飲食 Dubbonet(デュボネ):文化財・故春田邸が創作イタリアンの店として活用されている。 重厚でクラシカルな雰囲気。名古屋市東区主税町3−6−2 рO52−936−1477
○飲食 ラ グランターブル ドゥ キタムラ :かつて中部電力初代社長のすまいだった日本家屋。 三つ星の味わいのフレンチ店として04年にオープン。天井高7mの開放感あるメインダイニングのほか、 和室、個室もある。名古屋市東区主税町4−84 рO52−933−3900  http://www.french-kitamura.com/
 二葉館
(旧川上貞奴邸)
日本初の女優・貞奴と電力王・福沢桃助の住居を復元したもの。当時、二葉御殿といわれ政財界の 社交場ともなった。モダンな螺旋階段、凝ったインテリア、また、文学資料なども展示されている。 貞奴はパリ万博をつうじて国際的な名声を得たばかりでなく、ポスター、雑誌に掲示されるほど、 「着物姿」は話題となった。縮緬地に日本文様を施した「ヤッコ・ドレス」が売り出されたり、 夜会コートのデザインにきものの裾に似せたカッティングが流行ったり、おおいに影響を与えた。
 徳川園
 徳川美術館
04年秋にリニューアルオープン。大名庭園は日本の自然景観を象徴的に凝縮しています。 また、併設の美術館には、尾張徳川家に伝わる一万数千点の大名道具が展示されています。 特に国宝「源氏物語絵巻」は有名です。
○飲食 ガーデンレストラン徳川園 なにより徳川園の庭を借景にして食事が楽しめる ことが魅力。フレンチ出身のシェフがもてなすオリジナル料理です。  рO52−932−7887
○飲食 蘇山荘 昭和12年の博覧会迎賓館を移築したカフェ&バーの 空間。
 大須観音 20を越える大小の寺院のある門前町。毎月18,28日に行われる大骨董市はおすすめです。 庶民的で気軽に楽しめる超有名地区で「矢場とん」「きし仙」などの名古屋めしも外せない。 秋の大道芸人まつりも盛大、着物に限らず掘り出し物の和雑貨を探してみては?   
 有楽苑 犬山城から歩いて5分。織田信長の弟、大茶匠である有楽斎が京都建仁寺に建てた茶室や書院を移築したもの。 茶室如庵は国宝で日本三名席です。茶道に興味のある人には必見のスポット。 約300種の茶花を集めた茶花園、雰囲気の良い庭園も人気があります。一般公開は時期があります。(4月中旬など)   
 有松鳴海
 しぼり会館
一階は絞りの展示販売、二階は資料展示室で、職人さんが絞りの実演をしています。(300円)水曜休み。   
 市の倉
 さかづき美術館
明治期には全国盃生産の大部分を占めたこの土地に、日本ではじめての 盃専門の美術館がオープン。小さな器に優美繊細な染め付けが施され、まさに「手のひらの宇宙。」 古今東西の名品、酒にまつわる工芸品、地元輩出の人間国宝の陶芸作品もある。 多治見市市の倉町6−30−1 рO572−24−5911 休館日/火 http://www.sakazuki.or.jp/   
 陶器の町
 多治見
江戸時代の茶人、古田織部の名前を冠したオリベストリート、 セラミックパークMINO、ギャルリももぐさ、などモノづくりをテーマにしたスポットが点在している。
○専門店 花御堂 多治見の作家物や粋なセンスで 集められた品がならぶ。オリベストリート沿い、明治時代の土蔵を利用したアートスペースもある。 多治見市本町6−2 定休日/月 
○飲食 コレクションズカフェ ラゲン レトロなしつらえの空間、調度品で着物姿の似合うカフェ。オリベストリート沿い 多治見市本町6−57−1 定休日/水 рO572−25−6668
○飲食 ちゃのま多治見店  キレイな体のためのメニューがコンセプトの和カフェ。 ヘルシーで美味しい玄米、豆乳、ゴマ、きのこなど・・・和素材を使った興味深いデザートも多数。多治見市宝町1−1 рO572−24−6672  定休日/月 http://www.ganet.jp/chanoma/   
 伊良湖岬 渥美半島の先端、白亜の灯台がシンボル。美しい「恋路が浜」にはロマンチックで悲しい伝説が残っています。 大晦日から元日は渋滞するのでご注意を。
 日本庭園 一度は見ておきたい名庭。この近くでは・・・名古屋城 「二之丸庭園」 涸池。 岐阜県多治見市虎渓山町 永保寺庭園(池泉回遊式)があります。   

楽しい「体験」ができるところ(東海地方)
 名古屋市
 体験学習
「名古屋市公式観光サイト 体験学習」より
http://www.ncvb.or.jp/contents/education/menu/
 名古屋友禅
堀部工房の紹介 http://chisanchisho.dochubu.com/2010/07/30/horibekobo/
堀部工房http://www.k3.dion.ne.jp/~horibe/
渡辺染工房の体験ブログhttp://natsuan.blog2.fc2.com/blog-entry-221.html
 品野陶磁器センター(瀬戸市) 陶芸コース(手びねり・ろくろ)絵付けコースがあり、せとものが買えるショップも。 (大人1500円中学生以下1000円) 絵付け500円 無休(10〜17時) 場所  瀬戸市品野町・名鉄瀬戸駅よりJRバス片草行き品野坂上前下車 電話0561−42−0958
 和紙工芸館(愛知) 和紙作りが体験できます。コースは「はすき」「じすき」「うちわ」「えすき」の4つ。 費用 1000円より 時間9〜17時(見学は9〜16時半)月曜休み 場所 西加茂郡小原村  名鉄豊田駅から名鉄バス上仁木行き和紙の故郷下車 電話0565−65−2953   
 陶村工房(岐阜) (上石津緑の村公園内)指導を受けながらろくろを回し、茶碗や花瓶などを作れます。公園内には、ほかに 草木染めなどの体験施設もあります。費用 つくり(1100円)絵付け(700円) 休み水曜、第1,2,3火曜、第1日曜、年末年始 養老郡上石津町 電話0584−45−2287
 香り会館(岐阜) 乾燥したラベンダーやバラを使って、ポプリ・リース・石鹸など自分の好みの香りづくりが体験できます。 費用500円より 休み火曜・年末年始 山県郡高富町 電話0581−22−5400
 香りの丘ピア(静岡) 昔ながらの手もみ手法でお茶作りが体験できます。2時間程度。費用 1500円 2週間前からの予約、 8名以上。場所 袋井市岡崎 電話0538−44−1900   
 近江富士花緑公園 ふるさと館(滋賀) 草木染め、機織り、紙すき、山村の生活・食文化体験ができる施設です。費用紙すき300円押し花180円など  場所 野洲郡野洲町 電話077−586−1930(要予約)
 黒壁ガラススクエアー(滋賀) オリジナルアクセサリーやステンドグラス(2625円)、ガラス工芸(1050円)の3つの体験ができます。  長浜駅から徒歩5分。電話0749−65−2330(要予約)   

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