画像は中日新聞の切り抜きです。絵画をつうじて昔の風俗を知ることができますが、 驚かされることばかりです。
1枚目は江戸時代の七夕の様子です。裁縫が上達するように針に糸を通して織姫に願うそうです。 この裁縫とは和裁、着物の仕立てですね。七夕の行事が変化したのは、以前のコラムで書いていますが、 視覚的になったとき何と風情があることか!!洋服がない時代は街中が着物(あたりまえ)。 着物屋としては、鳥肌の立つ光景ですww
2枚目は、成夏のファッション。涼しくすごすために透ける衣服を身につけています。 至極あたりまえで自然ですが、おどろくのはセクシー過ぎること。帯も前で結んでるし。 当時の状況は知りませんが、さまざまな着物が好まれていたのかも知れません。
現代は戦後100年足らずですが、江戸時代だけで倍以上の長さがあります。 学べる感性や情緒のある風俗にあふれていたはずで、絵画ひとつに驚きます。そして、自分の偏狭さを思い知りますww