今夏、新聞に小さな宣伝をいれました。
タイトルは「あなたに似合う浴衣、ご存じですか?」
浴衣の基本は涼しげに装うこと。とは言っても、いろいろなタイプがあるので迷います。
量販店では相談するスタッフが少なくて困ったり、
アルバイト・パート社員の知識に不安を感じます。私がいつも思うことですが、ちょっとしたアドバイスがあると、
浴衣えらびが楽しくなるのに!もったいないです。
どんなタイプが自分にしっくり馴染むか、当店では基本のイロハをお伝えしたいと思っています。
着付けすると明らかにサイズが大きい。これは正しくないですね。今年も引きずるサイズの浴衣や生地が粗悪すぎる浴衣の着付けに 閉口しました。ネット通販では見た目と値段しか注意しないのでしょう。 男子は浴衣を何枚も買うことが少ないと思います。 逆にいえば長く使うなら、素材やデザイン、染め、サイズ等、基本を知ってほしいです。 ウチは専門店なのでアドバイスもしますし、お試しのレンタルサービスもしています。
まず流行のタイプは着物感覚の無地・濃い色のシンプルなゆかたです。はじめてのかたにも馴染みやすく人気があります。
対して伝統のタイプはデザインに凝ったゆかた。
ゆかたは本来、粋で涼しげなファッションなのです。多少の個性がないとツマラナイ、ということで、伝統紋様を知ってもらいたいですね。
【歌舞伎からうまれたデザイン】
【ユーモアのある判じ物】
デザインには派手目や地味目、大柄・飛び柄・総柄などがあります。好みと自分の体型にあわせて比べて下さい。
当店ではポイントをお伝えしますので、似合うかどうか分かってきます。
そして、素材にこだわる選び方もあります。生地には綿のほか、麻がまじったり、表面にシボがあったり。
染めも、型染め・ろうけつ・絞り染めなどがあります。
初心者こそ、専門店で相談やアドバイスを聞くのが有効です。 長くつきあえる浴衣選びをしてもらいたいと思います。